更新無しでもポチしてくれる貴方が大好きよ ( ゚∀゚
今回は久しぶりに有難い読者様からのコメントに答えます。
前にコメントに答えた時もそうでしたが、このブログを読む人は恐ろしくマニアック
(クリックで記事へ)
みたいです 。・゚・(ノД`)・゚・。
すみませんが、ラブ好きさんのコメントを引用させて頂きます。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
規制の効果について
理学部の学生してます。
自主規制や検査規則なんかがどの位効果があるのか?
なんで穴がある様に作ってるのか?
もし、穴が無いとしたら(可能性超薄ですが)数学的にどんな意味合いから出た物か、
もし知ってたら記事お願いします。
とても興味あります。
ラブ好きさん / 2009/04/26(Sun) /
紀州犬
すみません。答えたいのですが質問の内容が理解出来ません (;´д`)
もう少し犬でも分かるように書いて頂けませんか? (つд・)
(2009/04/28)よろしくです
パチ用な言葉に置き換えが上手くいかないかもしれません m(..)m
学内でどうしてこれで出玉制御できるのか話題になってます。
絶対無理だ!って意見が100%に近いです。
試験項目で?ゲームで出率?%とかありますが、これだと出玉の途中経過や最終結果を保証できないはずです。
パチの目標の出玉関数集合(射幸性を抑止できるゲーム性集合)をf(x)としたら、
f(x)→途中経過・最終値。 これは一意に分布関数が決まります。
でも、途中経過・最終値→f(x)は成り立ちません。
結局f(x)にならずにg(x)みたい機械も検査に通る仕組みになります。
リンカケや慶事が通過したような物です。
同値条件とか言いますが、【人間→動物】だから【動物→人間】として国会議員にしてもOKみたいもんです。
キチンと制御できる体系がホントにあるのか知りたいです。
ラブ好きさん / 2009/04/30(Thu) /
・・・
多分、質問する相手を間違えてるように思います (;´д`)トホホ…
前にフェルマーの記事を書いたので勘違いしたのかしれませんが、紀州犬は
(クリックで記事へ)
ただの犬です。 ( ´;゚;ё;゚;)
ですが数少ないコメントして下さる方は大事にしたいので、若干ハゲそうになりながら
答えたいと思います。
文面から規定の内容はご存知なのかもしれませんが順を追って説明します。
まず、パチンコの方は前の記事でも書いたとおり試打試験なんか何の意味もありませんので
(クリックで記事へ)
基本的には決められた数値内に収まっていれば合格します。
スロットの方はレバーを叩けば抽選してしまいますので、そうはいきません。
細かい規定は色々とあるんですが出玉率に関する規定は以下の通りです。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
(ホ) 設定ごと及び規定数ごとに、回胴回転装置を作動させた後、回転する
すべての回胴につき、任意の順序により、任意の時間に回転停止装置を
作動させる試験を四百回行つた場合において、獲得する遊技メダル等の総
数が、投入をした遊技メダル等の総数の三倍に満たないものであること。
(ヘ) 設定ごと及び規定数ごとに、内部抽せんを行い、条件装置が作動した
場合には当該条件装置に係る図柄の組合せが表示され、当該図柄の
組合せにより獲得することができる遊技メダル等の最大数が獲得されることと
したシミュレーション試験を四百回行つた場合において、獲得することとなる
遊技メダル等の総数が、投入をしたこととなる遊技メダル等の総数の三倍に
満たないものであること。
(ト) 設定ごと及び規定数ごとに、(ホ)に規定する試験を六千回行つた場合において、
獲得する遊技メダル等の総数が、投入をした遊技メダル等の総数の
一・五倍に満たないものであること。
(チ) 設定ごと及び規定数ごとに、(ヘ)に規定するシミュレーション試験を
六千回行つた場合において、獲得することとなる遊技メダル等の総数が、
投入をしたこととなる遊技メダル等の総数の一・五倍に満たないものであること。
(リ) 設定ごと及び規定数ごとに、(ホ)に規定する試験を一万七千五百回行つた
場合において、獲得する遊技メダル等の総数が、投入をした遊技メダル等の
総数の二十分の十一を超え、かつ、一・二倍に満たないものであること。
(ヌ) 設定ごと及び規定数ごとに、(ヘ)に規定するシミュレーション試験を
一万七千五百回行つた場合において、獲得することとなる遊技メダル等の
総数が、投入をしたこととなる遊技メダル等の総数の一・二倍に満たないもので
あること。
(ル) 設定ごと及び規定数ごとに、(ホ)に規定する試験を六千回行つた場合において、
獲得する遊技メダル等の数のうち役物の作動によるものの割合が、
七割(第一種特別役物の作動によるものの割合にあつては、六割)を超えるものでないこと。
以上です。
・・・
日本語でおk? ( ´;゚;ё;゚;)
このままでは全く意味が分かりませんので順番に解説します。
まず(ホ)と(へ)は短期間出玉率に対しての規定です。
(ホ)は実射試験で(へ)はシミュレーション試験ですが、共に400Gの間に
300%を超えると不適合となります。
余談ですが、シミュレート試験の方は成立した役を成立したGで揃える事を
前提としているので獣王のようなAT機は絶対に不適合になります。
(ト)と(チ)は中期間出玉率に対しての規定です。
同じく
(ト)は実射試験で(チ)はシミュレーション試験ですが、共に6000Gの間に
150%を超えると不適合となります。
(リ)と(ヌ)は長期間出玉率に対しての規定です。
同じく
(リ)は実射試験で(ヌ)はシミュレーション試験ですが、共に175000Gの間に
120%を超えると不適合となります。
(ル)はボーナスの払い出し比率に対する規定です。
ボーナスの払い出し枚数を多くすると全払い出し枚数の割合が上がるので
必然的に小役の払い出し率も上がります。
シェイクやうる星やつらが異常にコイン持ちが良かったのは、この規定がある為です。
余談ですが
短期間出玉率の規定が300%以下なので+6枚/1GのART機も可能に
思えるかもしれませんが、試験の中のリプレイの解釈が少し特殊です。
リプレイが揃ったGはー3枚と+3枚で純増0枚なのですが、何故か試験では
分母に足されません。
例えば、リプレイ→リプレイ→15枚役と揃ったならば、
3G(9枚)で21枚払い出しなので300%では無く
1G(3枚)で15枚払い出しなので500%と解釈されます。
ここまで読んで分かるように理論上は出玉率120%以下なら合格する可能性は
あるのですが、問題なのは試打試験です (;´д`)
文字通り試打試験なので試験者のヒキによって合否は変わります。
120%で合格もあれば108%で不合格にもなりえます (;´Д`)
ラブ好きさんの指摘通り保通協の試験は120%以下と言う上限はありますが、
その先は運しだいです。
そもそも射幸心を数値化するのは不可能ですし、保通協はバカ役人組織です。
規定自体を決める時に検査方法の穴や公正性を検討したりは全くしません。
世論?や警察・政治家の声に答えて継ぎはぎ的に改正されると思って正解ですし、
役人なんで一度決まったものを変える事を嫌います。
メーカーも検査方法の矛盾は理解してますが、それに対して文句を言ったりは
しません。
そんな事をすれば益々締め付けが強くなるのは目に見えてますから Σ(゚Д゚ υ)
しかし、この業界は矛盾したルールの穴を突いたゲーム性をメーカー開発者の努力
によって生み出す事によって発展してきました。
ようするに何が言いたいかと言うと
・・・
この業界は上の役人・メーカー含めて
TE☆KI☆TO☆U なんです ( ´;゚;ё;゚;)
キチンと制御できる体系がホントにあるのか?って質問には
そもそもこの業界にそんな事を求めて議論するのがナンセンスです。
としか答えようがありません。
こんなんでどうでしょう?不備があれば又コメントお願いします。
ランキング参加中です。押して下しあ ( ´・ω・)
コメントとポチが紀州犬のエサです。
最近飢えてます (;´Д`)